みなさん、こんにちは、ゲームからまじ人生戦略を学ぼうとしている、たあぼです。
ゲームをプレイして、人生戦略を抽出している人は、たくさんいると思いますが、それを言語化している人は、少ないと思います。
そこで、たあぼが、ゲームから人生戦略を抽出するのに、挑戦してみます!
今回は、記念すべき第一回ということで、初心者が一番おちいりやすいユニットの突っ込み(突撃)、そして、人生突っ込みを解説していきたいと思います。
人生突っ込みやっちゃっている人多いから、心して刮目せよ(笑)
ゲームの心の治療効果
なかなか突撃志向の性格って治らなかったりするもんですが、ゲームをすれば自分の性格とかよくわかって、治せたりします。
おぉ、ゲームが心の治療効果があるなんて、すごい。
下手したら、この記事、何千万円くらいの、人生損しない価値があるかも。
損しないってことは、何千万円の得ですよ。
学生、ビジネスマン、ビジネスウーマン、人生に悩むすべてのひとに、役に立ちますよ。
それでは、いってみましょう。
ストラテジーゲームの正しい勝ち方
まず突撃やっちゃいますね
ストラテジーゲームを始めた、初心者に多いユニットの突っ込み、ターンベース制のSRPGをやってみると一番わかりやすいですね。
例えば、ファイヤーエンブレムシリーズとか。ファイナルファンタジータクティクスとかでもいいですけど。フロントミッションなんてのもいいですね。
最初は、チュートリアルとかマニュアルとか読んで、ユニットごとの特性とか学んだりするんですけど、いざゲームを始めると、そういった特性は何も考えず、とにかくユニットを前線に送り出してしまいます。
騎兵とか戦士とか弓兵とか、バラバラに前線に送り出して、各個撃破されます。
勝ちたい気持ち
これ、経験が浅いと、勝てそうな気がするんですよね。勝ちたい、勝って気持ちが楽になりたい、そういう気持ちが強いから、勝つことばかり考えてしまう。勝つ喜びに気持ちに引っぱられてしまう。
そして、ユニットをバラバラで運用して、前線に送り出してしまいます。(図1)
ユニットごとの特性とチームワーク
ユニットには、ユニットごとの特性がありますので、それらが補い合って、すなわちチームワークを発揮して、初めて強い全体戦力になります。
例えば、騎兵や戦士は、弓兵の背後からの遠隔攻撃があって、ダメージ少なく敵を倒すことができます。
また、傷ついた兵はすぐ回復しなければならないわけですから、ヒーラーがすぐ後ろに隠れていなければなりません。ヒーラーは攻撃力も弱いし、防御力も弱いので、一番うしろに隠しておきます。
隠すというのは、敵の攻撃にさらされないように、他の兵で前の部分を覆うということです。
これらのお話を、図にすると、こんな感じです。(図2)
少しずつ陣を進める
良い戦い方は、図2のように、陣形をしっかり固めて、この陣形ごと少しずつ前進させていくことです。
このような形をとることで、各ユニットの特性が相補い合って、チームワークを発揮し、敵を破る強い戦力を生み出します。
前線の戦士を弓兵が援護し、戦士が傷ついても、すぐにヒーラーが助けてくれる。
このような流れにするためには、ある程度チームが近づいていて、適切な陣形を組んでいなければなりません。
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人生自分の特性のチームワーク
個人のユニット特性がチームワークを生む
それで、人生も同じなんですよね。個人でも同じです。
個人の持つ力って、お金、体力、睡眠、知力、感情、家族の支え・・・これら、ひとつひとつが特性を持ったユニットと考えられます。
これらが、相補い合ってチームワークを発揮すれば、個人の強い力を発揮できるわけです。
睡眠が体力を支え、体力が知力を生み、知力がお金を生み、お金で趣味とかしてメンタルを回復する。ゲームと同じように特性のあるユニットが相補い合って、チーム力を生んでいるわけです。
それで、人ってそれらに気づかずに、無理な進路を選んじゃうんですよね。進学とか就職とかで、無理な進路を選んじゃった人は、自分の個々の特性が相補い合って生かせず、人生失敗してしまいます。
まれにいる奇術師は目指さない
でも、まれに、奇術師的に頭が働く人がいて、無理なことをしても、成し遂げてしまう人がいますが。
ユニットの運用が奇術師的で絶妙にコントロールして、なんでも成し遂げてしまう。
そんな人は、極めて少数です。
ですので、普通の人は、無理なことをせず、きちんと自分のユニットをしっかり陣形を固めて、少しずつ前進させていきましょう。
自分の特性とそのつながりを意識する
ここで、ひとつポイント。
自分の特性をユニットと捉えて、それらがちゃんと相補い合っているか、意識することは、良い人生を歩むために重要なことですよ。
何のユニットが何のユニットを補って、力を発揮しているのか、意識して工夫すれば、さらに力を発揮できます。
少し話がずれてしまいましたが、ゲームも人生も、特性のあるユニットをチームワークを働かせ、相補い合って、運用するのがGood!ということが言いたいわけですね。
そして、いい人生を歩めます。
人生もお金も仕事も、突っ込みをせず、陣形を組んで、攻防しっかり固めて、じわじわ前進していけば、いい人生を歩めます。
いい人生の時代
ここで、いい人生と言いましたが、何というか、「成功者になる」とかいうのではないです。もう、「成功者になる」というのを追い求める時代ではなくなりました。成功哲学の自己啓発はもはや過去のものです。
今は、個人で起業したりして、遊びながらかつそれが仕事になっている、みたいな人生がいい人生で、お金はそこそこ余裕のある稼ぎができればいいわけです。
社会的地位も高くなくていいわけです。
また、話が逸れてしまいましたが、
自分の持つ資源や長所のいろんなことを補い合って、余裕のある人生を送ると、いい人生を歩めるわけです。
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Kさんの例
Kさんの失敗
ここで、具体例を紹介しましょう。
これはKさんのお話です。
高校の頃から上を目指す志向が強く、ひとつ上の進学校へ進んだ、大学もひとつ上の大学に進んだ。
就職も上を目指してがんばった。
でも、ついていくのに睡眠を削って努力しなければならなかった。食欲も低下し、メンタル面が不安定になった。自分はがんばってるのにという思いが強く、他人にイライラしてきつく当たることが多くなった。
家庭の人も、この人にきつく当たるようになった。もしくは、もう相手にしなくなった。仕事でもミスが多くなり、叱責されるようになり、レベルの低い仕事しか与えられなくなった。
元々上を目指す志向が強い人なので、レベルの低い仕事を与えられるのは、彼にとって屈辱だった。
そして、やがて、彼はうつ病を発症し、会社を退職することになった。
ストラテジーゲームのすすめ
このように、人生突っ込みをしてしまうと、ひとつ上の進路を選び続けただだけでも、いろんなことが相互作用でうまく機能せず、やがて崩れていきます。
逆に人生突っ込みをせずに、しっかり自分の陣を固めて少しずつ前進させていけば、自分のいろんな特性が相補い合って、好調な人生が歩めます。
この彼は、社会人になってもいくつかの会社を離職しました。常に上を目指していましたが、自身のいろんな特性が機能せず、常に突っ込み志向のため、うつ病を繰り返すことになりました。
このような人に対する処方箋として、ストラテジーゲームをすることをお勧めします。
ストラテジーゲームが処方箋
ストラテジーゲームをすると、自分に突っ込み志向があって、突っ込みをするとすぐ負けるのがよくわかります。自分の特性を把握することができるのですね。
それで、しっかり陣形を固めて、少しずつ前進させれば勝てることがわかります。そうすれば、人生においても、自分の突っ込み志向を把握し戒めて、陣形を固めて、相互補完をしっかり確保しながら、人生を歩んでいけるようになります。
ストラテジーゲームが処方箋になるんですね。
Kさんのその後
そして、彼は、契約社員でコツコツ働いて、500万円貯め、それでインターネットのひとり事業を起こして、貯蓄も600万円貯まりました。それまでは貯金はほとんどたまらなかったのに。
今の時代に、インターネットのひとり起業で、貯金が600万円もあれば、王様みたいな楽しい人生が送れるわけですよ。
凡百の成功哲学本にもかなわない、億万長者じゃないけど、幸福な人生を彼は歩んでいます。
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でも、かっこいいほうがいい?
かっこいい転落人生
でも、カッコよくスタンドプレイをして勝ちたいという気持ちもありますよね。社会でカッコ良く活躍したい。
また、現実の世界でスタンドプレイができないからこそ、ゲームの世界では、カッコ良くスタンドプレイをしたいという気持ちもあるかもしれません。
カッコ良くても、めちゃくちゃ苦しい上に、そこから転落するのは簡単な人生と、カッコ悪くても幸せで、自分の持てるリソースを上手く補い合って使って、生きる人生のどちらがいいですか?
奇術師なみの頭脳の持ち主
これは、人にもよります。
あなたが奇術師並みに頭も体も働くのならば、スタンドプレイ人生もいいかもしれませんが、普通の人は落ち着いた楽しい幸せな人生がいいと思いませんか。
転落人生ってダメージが大きすぎますからね。勇気のある人はどうぞ。
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まとめ
突っ込み志向はついやっちゃいます。でも、ストラテジーゲームをやって自分のその傾向を把握すると、現実の人生でも突っ込み人生を送らなくなり、自分のリソースをうまく補い合って、いい人生が送れます。
どうでしたか。ゲームから人生を学ぶ、というテーマで解説してきましたが、ゲームで自分の特性がよく理解できて、現実にも応用できるというのは、具体的なイメージがつかめたと思います。
今後も、このようなゲームを人生に活かすというテーマで、ブログをみな様にお届けしたいと思います。
よろしくお願いいたします。